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段ボールの仏壇

ここにはかわったものがある。段ボールの仏壇だ。私はここに最近もらわれてきたネコ。先日、この主人が飼っていたネコが病気で死んだので、かかりつけだった獣医を通じて私がもらわれてきたのだ。主人は70歳を超えた夫婦で、子供たちは2ヶ月に1回程度しか家に戻ってこない。旧家で古いが広い間取りで二人暮らしというのは何とも寂しい。ネコは二人のいい話し相手になる。ここのご先祖の仏壇は立派なものがあるが、ネコを一緒に仏壇に入れるわけにはいかなかったのだろう。血がつながっていないのだから仕方がない。
死んだネコは動物病院で処理され、火葬されたようだが、その後どうなったかはわからない。主人は墓もないのだから、仏壇だけでも作ってあげようと考えたのだが、いかんせん、ペットも正式に葬儀を出し、仏壇に性根入れをしてもらい戒名をいただくとなれば、かなりな費用がかかる。そこで段ボールで仏壇を作ることにしたのだ。ペット用にしゃれた物三も販売されているが、このお宅のように段ボールに和紙を貼った仏壇も趣があってよい。同じく段ボールで位牌が作られている。戒名だけはいただいてあるようだ。なにやら見られない文字が並んでいる。毎日主人は水と果物をお供えしている。生きていた頃はずいぶんと大事にしてもらったのだろうと容易に想像がつく。かわいがってもらえる分、主人にも感謝して生きていかねばなるまい。私も死んだらこのように祀ってもらえるのだろう。よいところにもらわれたものだ。


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